3年目の公害防止管理者試験
10月1日の日曜日、気持ち的に多分ラストチャンスの試験を受けに
名古屋大学東山キャンパスまで行ってきました。
キャンパス内は受験者で混み合い異様なムード。
皆、建物内外で座れるところに陣取って、復習モードです。
自分も、なりふり構わず場所を取り、最後の復習。
水質1種は3年間で5科目をとれれば合格です。
1年目は、公害総論、有害物質特論、大規模水質特論に合格。
1年で合格する気で受験しましたが、結果は3/5。
国家試験は甘くないと感じました。
2年目は、汚水処理特論だけ合格。ギリ6割。重かった。
残すは1科目、来年あるしまだ行けるじゃん、と楽に考えていました。
これから公害防止試験を受けられる方がおりましたら、
私は3年計画はオススメしません。
だって、もう失敗できない感が半端ないです。
そりゃ最初から3年でっていう人は少数かと思いますが、
2年目のときに、ケリをつける覚悟で望むべきです。
これ落ちたら会社で何て言われるだろーか、
2年で受かる人が多い中、3年で駄目でしたなんて査定に影響するとか、
思ってもいなかった不安が頭をよぎります。
何より4年目となると、一年目に取得した科目が復活してくるので、
モチベーションの維持が難しいでしょう。私はもう無理。
一旦試験からは離れます。
ニズゼルファの右上と左腕を倒して喜んでいたら自己再生される、
そんな感じです。そんな事今までなかったのに。
そんなこんなで臨んだ3年目は、水質概論でしたが、自己採点では大丈夫そうです。
でも今年も概論は難しかった...。
水質で概論が一番むずかしいかは分かりませんが、努力が報われにくい科目No1だと
は思います。問題も10問しかないですし。
汚水処理特論なんかは、内容はヘビーですが25問あるので、トータルで6割は
取りやすいと思いました。
今回、自信をもって回答できたのは法律間違い探しの3問のみでした。
あとの7問は全て2択まで絞り、運頼み。
集中して1科目だけ勉強してきて、これですよ。
水質汚濁防止法の文章はとことん読み込んでおくといいです。
労力対効果は悪そうですが、出始め3問とれれば気持ちが楽です。
しかし、豆腐または煮豆の製造業の用に供する湯煮施設が汚水等排出施設であること
には騙されました。頭の中で、汚水等排出施設=有害物質発生とどこか勘違いして
しまっていたんだと思います。セオリー通り、鉱業=汚水等排出施設対象外でした。
やっぱり問題数をこなすだけじゃなく、理解することが大切ですね。
社会人になって常々感じます。
水質に無事合格していれば、来年は大気一種です。
大気はさらに厄介らしいからなあ。